タイヤチェーンはスタッドレスタイヤより̪雪道での走破性とグリップ力がありチェーンは必需品!!
スタッドレスタイヤに履き替えたら
タイヤチェーンはいらないと思われがちですが、
実はタイヤチェーンがないと走行できない場面もあります。
また、高速道路ではチェーン規制もあり、スタッドレスタイヤを装着
してもチェーンが無いと通れません。
タイヤチェーンには、金属、非金属、布製など多くの種類があり、
購入時にどの商品を選ぶべきか迷いがちです。
今回は、タイヤチェーンのタイプの特徴と選び方、
おすすめのタイヤチェーンをご案内します。
非降雪地域の方にもタイヤチェーンをおすすめする理由
雪道で高い走破性を発揮するタイヤチェーンは、
冬の道で車に乗るうえで強い味方。
あまり降雪や凍結のない地域の方にも、
タイヤチェーンは持っておいて
損のないおすすめできるアイテムです。
また、開発が進み、毎年のように進化するスタッドレスタイヤですが、
タイヤチェーンに及ばない部分があり、完ぺきではありません。
スタッドレスタイヤの意外な弱点と、
タイヤチェーンの強みを把握して、
安全な冬場のドライブライフを送ってください。
スタッドレスタイヤ!実は・・・!
スタッドレスタイヤの最大のメリットは、
シーズン中に脱着する必要がなく、
雪道や凍結をしていない乾燥路でも走行が可能なことです。
また、乗り心地も夏タイヤと比べてさほど変わりません。
冬場の道を走行するうえで、
最高の選択肢と思えるスタッドレスタイヤですが、
実は大きな弱点があることをご存じでしょうか。
スタッドレスタイヤ最大の弱点は、積雪路の走行です。
踏み固められた圧雪路であれば問題ありませんが、
新雪など、十分に踏み固められていない雪道では
十分なグリップ力が得られず、スリップしたり、
タイヤが空転したりすることがあります。
メーカーも年々開発を進め、スタッドレスタイヤは進化していますが、
表面のわずかな水分をとらえてグリップ力を
発揮するというスタッドレスタイヤの仕組み上、
どうしても溶けていないフワフワの雪は苦手です。
https://m-y-studio20220721.com/2022/10/12/2022-studlesstire-vol1/
タイヤチェーン!実は・・!
スタッドレスタイヤの高性能化に伴って、
必要性が薄れたかに思えるタイヤチェーンですが、
実はタイヤチェーンでしか走れない道路状況があります。
新雪や完全に凍ってしまっている凍結路など、
表面に水分があまりない状態の路面です。
タイヤチェーンは、雪道であっても凍結路であっても、
路面状況に関係なく車重を利用してしっかりと食い込みます。
雪道や凍結路での走破性に限れば、
開発が進んだスタッドレスタイヤでもタイヤチェーンに敵いません。
デメリットは、脱着しないといけないや
乗り心地が大幅に悪化してしまうことですが、
従来の金属製チェーンに加えて、
ゴムや布などの新素材のチェーンも開発されていて、
タイヤチェーンのデメリットは以前より緩和されています。
また、脱着の手間さえ我慢すれば、
乾燥路では通常の夏タイヤで走れるのはメリットともいえるポイント。
積雪や凍結が少ない地域の方にとっては、
タイヤチェーンのほうがコスパもよく、
普段の乗り心地もそこないません。
スタッドレスでも走行不可! 高速道路のチェーン規制発令
以前は、すべり止め対策がされていれば、
スタッドレスタイヤでも通行可能でしたが、
2018年12月に改正された新たなチェーン規制では、
タイヤチェーンの装着が必須となりました。
チェーン規制は過去に立ち往生が発生した道路と
勾配の大きい峠部の国道や高速道路で出される可能性があります。
同じく冬場の規制として出され、ス
タッドレスタイヤでも走行可能な冬用タイヤ規制と
混同しないように注意しましょう。
タイヤチェーンの種類
これまでタイヤチェーンといえば、
文字通り金属製のチェーン(鎖)を使用したものでした。
しかし、近年非金属のゴム製タイヤチェーンの性能も大きく向上し、
また、新素材の布製タイヤチェーンも登場するなど、
タイヤチェーンの商品ラインナップは大きく変わりました。
タイヤチェーンは、素材によって性能や耐久性、
メリット、デメリットが大きく異なるので、
購入の際には注意が必要です。
住んでいる地域の気候、
利用シーンにあわせて最適なタイヤチェーンを選びましょう。
金属製タイヤチェーンなら比較的安いうえに高いグリップ力が得られる
タイヤチェーンは、
近年新しい素材のものも発売されていますが、
冬の道ではいまだに金属製のタイヤチェーンには及びません。
降り積もった新雪も、
アイスバーンのように硬くなった路面でも、
金属製のタイヤチェーンならしっかりと食い付きます。
また、他の素材のチェーンと比べて比較的安価なのも
大きなメリットの1つです。
一方で、金属製タイヤチェーンのデメリットは、
脱着の難しさが挙げられます。
商品によっては、装着時に車を移動する必要がある場合や、
一定距離走行後に増し締めが必要な場合があるので注意が必要です。
ただ、最近では、比較的脱着しやすい商品や、
自動で増し締めしてくれる商品も登場してきています。
金属製タイヤチェーンをおすすめするのは、
積雪の多い地域や、氷点下での走行場面が多い人です。
脱着は何度かおこなえば慣れますし、
なにより高い走破性とグリップ力という
メリットがあります。
樹脂タイヤチェーンは装着しやすく静粛性、乗り心地の良さがポイント
樹脂製タイヤチェーンは、装着のしやすさと静粛性、
乗り心地のよさから多くの人に選ばれ、
最近では主力商品として取り扱っている
カー用品店も増えてきました。
金属製タイヤチェーンにないメリットとして、
乗り心地の変化が少ない点と、
極端に雪の少ない路面や乾燥路面でも、
多少なら走行可能な点が挙げられます。
デメリットは、価格が高いこととコンパクトに
たためないため収納に場所を取ることです。
積雪などが少なく、
普段あまりタイヤチェーンを装着しない人におすすめします。
脱着が簡単なので、普段タイヤチェーンを
装着し慣れない人でも比較的簡単に装着可能です。
また、以前は金属製タイヤチェーンに比べ、
耐久性に劣るといわれていましたが、
最近は技術の進歩もあって、
耐久性をあまり意識する必要はありません。
布製タイヤチェーンは装着のしやすさと軽量、コンパクトな点が最大のメリット
布製のタイヤチェーンは、
近年登場した新しい素材として注目を集めています。
最大のメリットは、
装着のしやすさと軽量、コンパクトな点です。
性能面でも、凍結路、雪道問わず、
十分なグリップ力を発揮します。
さらに乗り心地もいいので、
今後新たなタイヤチェーンの選択肢の1つとして注目です。
ただし、耐久性については、今のところ期待できず。
コスパという点でもあまり良いとは言えません。
布製タイヤチェーンをおすすめしたいのは、
滅多に雪が降らない地域に住んでいて、
万が一の際には十分な安心を得たい人。
普段あまり路面凍結をしない地域だと、
タイヤチェーンの準備を忘れがちですが、
コンパクトに収納できる布製タイヤチェーンを
常備しておけばいざという時に安心です。
スプレー式タイヤチェーンは緊急避難的な手段!
スプレー式タイヤチェーンは、
緊急避難的な雪道、凍結路対策として有効な手段です。
1960年代に純正装備していた車もあるほど歴史のある方法で、
タイヤのトレッド面(地面と接地する面)に
スプレーすることで、タイヤのグリップ力を高めます。
メリットは、コンパクト且つ手軽に利用できるので、
グローブボックスなどに普段から常備しておけること。
ただし、スタッドレスタイヤや、
他のタイヤチェーンのような高いグリップ力を
発揮するわけではありません。
スプレー式タイヤチェーンでは無理な走行はせず、
あくまで緊急避難用としての使用にとどめましょう。
スプレー式タイヤチェーンは
チェーン規制にも対応していないため、
雪道や凍結路では基本的に車を運転しない前提で、
予期しない凍結路面にのみ備えたい人におすすめします。
まとめ
タイヤチェーンの特性と種類はご理解できたでしょうか
スタッドレスタイヤでも通れないところは
タイヤチェーンなら通れます。
ただ、過信はいけません。必ず装着の確認と車との車間距離
は必ず取るようにしましょう。
タイヤチェーンは出来れば金属のほうがあらゆるところで活躍
しますのでお勧めです。
雪道は安全運転を!
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