結論は
「ネット販売も捨てたもんじゃない!」
概況
タイヤはカー用品(オートバックス・イエローハット)や
タイヤ専門店(タイヤ館・タイヤセレクト)で価格の強豪争いがあり、
値段の比較でどちらか安いほうで購入が一般的ですが
最近はネット販売店が参加して店舗が無いショップとの競合争いが
増えてきてお客様のネットに関する興味が湧いてきていると思います。
でもまだまだネットで買うには抵抗があるお客様は
ネットでタイヤ?買えるの?取り付けは?どこに届くの?
型落ち商品や海外製品だから安いんじゃないの
などいわれるかもしれませんが
今やタイヤはネットで買っても品質的に全く問題ありません。
今回は、タイヤをネット通販で購入する場合の
メリット、デメリットを解説したいと思います。
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ネットで買えるタイヤショップ
TIREHOOD(タイヤフッド)
TIREHOOD(タイヤフッド)も
ネット通販では有名なタイヤ屋さんです。
国産タイヤの品揃えも豊富で、
全国4000ヶ所の取付店と提携しているので
自宅近くの取付け店がかならず見つかります。
また、オートバックスと提携しているので、
最寄りのオートバックス店での取付けも可能です。
タイヤフッドの運営会社BEADの株主が
オートバックスセブンなんですね。
タイヤフッドで購入したタイヤには
全て6ヶ月間のパンク保証付き。
有料ですが延長のパンク保証を付けることもできます。
下記にリンク貼ってますので確認ください。
AUTOWAY(オートウェイ)
プロトコーポレーションのグループ会社で、
輸入激安タイヤに強い会社です。
最近はTV CMでも目にするようになってきました。
アジアンタイヤに強く、アルミホイールとのセットが非常に安い!
通販拠点が全国4ヶ所にあり、全国ほとんどの地域を
1~2日程度で配送可能、しかも送料無料です。(※沖縄県を除く)
AUTOWAYはタイヤピットという
全国のタイヤ取付店と連携しており、
自宅近くのタイヤピット加盟店を探すことができますし、
そのお店に直送することも可能です。
タイヤピット加盟店の基本作業工賃が
全国共通なのがわかりやすいです。
下記にリンク貼ってますので確認ください。
タイヤ1番
楽天市場、Yahoo!ショッピングに
出店しているタイヤショップです。
こちらは国産タイヤを中心としたラインナップですが、
雪国だけあってスタッドレスタイヤの品揃えが非常に豊富です。
こちらのショップも全国の取付協力店を紹介していますので、
自宅近くの取付協力店に購入したタイヤを
直送することが可能です。
ただし取付協力店を紹介しているだけですので、
別途取付店の作業工賃の確認などは
依頼者が行う必要があります。
送料は居住地によって異なりますが、
こちらのショップは4本セットだと
ほとんど商品が送料無料なんですよね。
なのであまり送料のこと考えなくてもいいのがうれしいです。
下記にリンク貼ってますので確認ください。
タイヤ通販のメリット
タイヤそのものが安い
タイヤのネット販売は、通販専門のタイヤショップもあれば、
店舗とネット販売を並行しているお店もありますが、
いずれにせよ大量仕入れで仕入れコストを下げて、
市価よりも2~3割安いのが特徴です。
ただ、新商品や人気商品に関してはネット通販でも
それほど安くないので、
お買い得を狙うなら流通量の多い定番タイヤが狙い目です。
ただし、タイヤの価格は安くても、
問題の「送料」と別途「タイヤ交換費用」「ゴムバルブ交換費用」「廃タイヤ処分料」が別途かかります。
一般的にカー用品店でのタイヤ店頭価格はお店で交換することが
前提の価格になっていますので、
交換にかかる工賃を低く抑えてタイヤで利益を
出すような価格設定になっています。
そのため、カー用品店の店頭価格よりも安くなければ、
ネット通販で購入する意味が小さいです。
送料も安い
ネット通販のタイヤ送料は大体「1本○○○○円」という送料設定が多いです。
タイヤなどの重量物を個人で送ろうとすると
結構な送料がかかりますが、
ネット通販のタイヤショップは運送会社と
提携しているところがほとんどなので、
個人利用に比べて大幅に安い送料が設定されています。
しかもネット通販では4本セットで購入すると
送料無料となるケースもあるので、
バラで購入しないのであれば、送料は実質無料です。
自宅近くの取付店を探せる&直送可能
かつてのネット通販の最大の欠点は
「交換作業をしてもらう取付店を見つけなければならない」
ことでした。
しかし今では、どのネット通販サイトでも
「協力取付店」と連携しており、
タイヤ代金+交換費用を一括で決済できるようになっています。
ネットで購入したタイヤは、
自分でタイヤを受け取る必要がありません。
運ぶ必要もありません最寄り店舗に直送です。
便利ですね!助かります。
そこが一番気になります。
最近ではタイヤ・オーディオ取付専門店が多くみられ小規模資本のショップだと、
在庫を抱えて営業するよりも持ち込み専門にして
客回転率を上げたほうが工場の稼働が上がる上に
不動在庫のリスクを下げられますから、
ネット通販と相性がいいのでしょう。
タイヤ通販のデメリット
タイヤサイズを自分で指定して注文しなければならない
カー用品店やタイヤ量販店であれば、
タイヤサイズがわからなくても
お店のスタッフに車種を言えば最適なサイズを提案してくれますが、
ネット通販で購入する場合は、
タイヤサイズを自分で調べた上で注文しなければなりません。
タイヤサイズの見方は知ってますか?
わからないときは下記のリンクをご覧ください。
【2022年最新】タイヤ選ぶならここは抑えておこう3っの条件!タイヤの基礎知識を知って安くていいタイヤを購入しよう!
車にあまり詳しくない人だと
タイヤサイズ?インチ?扁平率?何それ?
と思うでしょう。
でも安心してください。
車に詳しくない人でも安心して購入できるように
ほとんどのネットショップではサポートの電話窓口を
用意しており、車種、年式を告げれば、
最適なタイヤサイズを教えてくれます。
最近は通販サイトの入力画面でも、
タイヤサイズがわからなければ、
車種と年式を入力するとサイト側で
タイヤサイズを検索してくれるようになっているので、
タイヤサイズに詳しくなくても
利用できるようになってきています。
粗悪品を掴まされる不安
昔は盗品などをネットで売りさばく悪質な業者や粗悪品なども多く販売していたのも散見しましたが、
今はタイヤ通販業者の多くは
Amazonや楽天、Yahooショッピングなどの
大手ネットモールに出店しており、
信頼度は大きく上がりました。
大手ネットショッピングモールでアコギな商売をしていたら、
ショップレビューが荒れてまともな商売が出来ないでしょうし、
仮にショップ側がクレームに対して
真摯に対応してくれない場合でも、
Amazon、楽天、Yahooの各ショッピングサイトでは
ショップに代わって返品保証をしてくれますから、
直販サイトに比べると安心感が高いです。
取付工賃、バルブ交換費、廃タイヤ処分料が別途必要
当然ですが、タイヤ交換を依頼する取付店は
タイヤ販売で利益を出せないので、
工賃で利益を出すしかありません。
そのため工賃はカー用品店やタイヤ量販店に比べて
高めなのが一般的です。
しかし、最近の持ち込みタイヤ専門店だと、
カー用品店と同等かもしくはそれよりも
安い工賃で交換してくれるお店も少なくありません。
一般的なカー用品店と持ち込みタイヤ専門店の工賃を比較してみます。(2022年調べ)
カー用品店 | 持込みタイヤ専門 | |
タイヤ組替え | 1,100円/本~(バランス調整込み) | 1,650円/本~(バランス調整込み) |
車両からの脱着 | (交換費に含む) | 交換費に含む店舗有
(別途かかる店舗1,100円/4本) |
タイヤバルブ交換 | 330円/本~ | 330円/本~ |
廃タイヤ処分料 | 440円/本~ | 440円/本~ |
合計(4本交換の場合) | 約7,480円 | 約9,680円 |
一般的な14~15インチのタイヤ4本を交換したときの工賃比較です。
やはりカー用品店の工賃のほうが安いですが、
実は持ち込みタイヤ専門店でもインターネット割引で-1,000円、
平日交換作業でさらに-1,000円などの割引があったりします。
そうなると9,680円→7,680円となり、
カー用品店の工賃とさほど変わらなくなります。
こうしてみると、タイヤを通販で買うデメリットって
ほとんど無いですね。
カー用品店、タイヤ量販店の店頭で購入するメリット
ではカー用品店やタイヤ量販店の店頭販売は
ダメかというとそうではありません。
チラシなどの限定販売も充実してますし
商戦時期は還元セールなどを行い、
通常価格からさらにお求めやすくなります。
後は新商品が出た際の旧商品のマークダウン販売などは
ネット価格を大幅に下回ることもあります。
(年数が経っていると特価で売っているケースもあります。)
それは実際に店舗に赴き確認とそこのスタッフに聞かないと
わかりませんが価格は安くなります。
後は実際に商品をみて触ることができますので
そこがやはり最大のメリットになります。
まとめ
タイヤはネットで買うのが楽でいい。取り付けも安心。
以前からタイヤはネットのほうが
市価よりも安く売られていましたが、
取付店を自分で探さなければならないのが欠点でした。
知人のガソリンスタンドやいつも利用している整備工場でないと、
持ち込みタイヤは嫌がられるところが多かったですし、
配送業者からタイヤ4本を受け取るのも一苦労ですし、
それを車に積んで持ち込むのも結構な手間でした。
最近ではネットで購入→近所の協力店に直送する
という流れが定着しつつあり、
むしろ「持ち込みウェルカム」な取付け店がかなり増えており、
消費者としてはタイヤ購入の選択肢が拡がったことは嬉しいですね。